アミノコンプレックスって他のペプチドサプリと何が違うの?
おすすめの飲み方を知りたい!
こんな方に向けた記事です。
一言にペプチドといっても、ペプチド自体にも種類があることをご存知ですか?
この記事ではアミノコンプレックスがなぜトップ選手に愛用されているかということを、フィジーク優勝経験のある管理人が徹底的に解説いたします。
ペプチドの概要
ペプチドって何?
そもそもペプチドってなに?
一言でいえば、「タンパク質とアミノ酸の中間的な存在」です。
食事で摂取したタンパク質はそのまま体のタンパク質になるわけではなく、体内でアミノ酸まで分解されてから体に吸収されます。
たんぱく質から直接アミノ酸に分解されるのではなく、たんぱく質→ペプチド→アミノ酸と、段階的に分解されます。
タンパク質がアミノ酸に分解されるまでの途中段階の形態がペプチドというイメージです。
ペプチドの種類
たんぱく質→ペプチド→アミノ酸と三段階で分解されていくといっても実際にはもっと段階的に分解されていきます。
分解されていく過程でペプチドを構成するアミノ酸の数が変化していきます。
そのアミノ酸の数によってペプチドはいくつかの種類に分類されています。
ポリペプチド | 10~100個程度のアミノ酸が結合したペプチド |
オリゴペプチド | 5~10個程度のアミノ酸が結合したペプチド |
トリペプチド | 3個程度のアミノ酸が結合したペプチド |
ジペプチド | 2個程度のアミノ酸が結合したペプチド |
ペプチドの吸収効率
ペプチドを構成するアミノ酸の数が少なければ少ないほど吸収速度が速いといえます。
つまり、2個のアミノ酸で構成されるジペプチドが最も吸収速度が速く、10~100個のアミノ酸で構成されるポリペプチドが最も吸収速度が遅いということです。
ではアミノ酸単体(アミノ酸1個)と比較するとどうでしょうか。
アミノ酸単体とジペプチド・トリペプチドを比較すると、吸収速度はアミノ酸の方が優れていますが、吸収効率を比較するとアミノ酸単体よりもジペプチド・トリペプチドに軍配が上がります。
これは、タンパク質が分解されてアミノ酸として吸収される場合、アミノ酸として吸収する穴とペプチドとして吸収する穴が別々に存在するからです。
ジペプチドやトリペプチドの状態であれば、そこから更にアミノ酸に分解しなくても、ペプチドの状態で体に吸収できるということです。
つまり、アミノ酸が2~3個結合した状態で吸収されることになるので、吸収するアミノ酸の総量がアミノ酸単体と比較して2~3倍になるということです。
このことから、ジペプチド・トリペプチドはアミノ酸単体よりも吸収効率が良いということがいえます。
アミノコンプレックスの特長
国内外含め、「ホエイペプチド」と称した商品のほとんどがポリペプチドを主成分としています。
これに対して、アミノコンプレックスは、ジペプチドとトリペプチドが主成分となっています。(全体の60%がジペプチドとトリペプチド)
海外製品も含め、「ホエイペプチド」と称した商品で、ここまで低分子のペプチドを主成分としたサプリは他にありません。
これがアミノコンプレックスが唯一無二のサプリメントである所以です。
前項で解説した通り、ポリペプチドとジペプチド・トリペプチドでは吸収速度や吸収効率に雲泥の差があります。(ポリペプチドはちょっと吸収が早くなったプロテインぐらいのイメージでしょうか…)
たんぱく質合成を促進するビタミンB群も配合されており、非常に高品質なサプリメントです。
トップ選手も愛用
アミノコンプレックスはその優れた効果から多くの一流選手が愛用しています。
アミノコンプレックスを愛用している一流選手と各選手の飲み方についてご紹介します。
鈴木雅選手
鈴木雅選手の飲み方
- トレーニング中に40g
- トレーニング後に30g
※情報元:鈴木雅パーフェクトブック
田代誠選手
田代誠選手の飲み方
- トレーニング中に30g
※情報元:https://item.rakuten.co.jp/goldsgym/c/0000000347/
ジュラシック木澤選手
ジュラシック木澤選手の飲み方
- トレーニング中に80g
※情報元:YouTube
嶋田慶太選手
嶋田慶太選手の飲み方
- トレーニング中に20g
- トレーニング後に50g
※情報元:YouTube
相澤隼人選手
相澤隼人選手の飲み方
- トレーニング後半から終わりにかけて30g摂取
※情報元:YouTube
アミノコンプレックスの欠点
味が不味い
一度飲んだことがある方はよくご存知かと思いますが、アミノコンプレックスはあまり美味しくありません。
ヨーグルト風味となっていますが、ペプチド特有の苦みがあり、「飲めないことはない」という人がいても、「美味しい」という人はまあいない味だと思います。
まさに、「良薬は口に苦し」という表現がピッタリだと思います。
不味すぎて飲めない!という方は、Xtendなどの味が強くて美味しいサプリメントと混ぜて飲むことをおすすめします。
筆者はイントラブラストという海外のEAAサプリメントと混ぜて飲んでいます。
パイナップルやマンゴーなど、さっぱり系のフレーバーと相性が良いので参考にしてみてください。
味が不味いといっても、裏を返せば飲みやすくするための余分な味つけの成分が入っていないということなので、人工甘味料等の添加物が気になる方や、成分重視の方にはメリットといえるかもしれません。
価格が高い
500gで6,300円と、サプリメントとしては比較的高額な部類に入ると思います。
しかし、前述の通り、サプリメント自体がかなりの高品質で他に代用できるサプリメントが存在しないことから、この価格でも購入するに値するサプリメントであると考えています。
- 日頃の筋トレの努力を最大化させたい
- もうワンランクアップさせたい
こういった方には是非お勧めしたいサプリメントです。
体感できるサプリメントなんか存在せえへんやろ~
ある程度のサプリメントを試したことがある方の中にはこういった意見を持つ方も少なくないと思います。
確かにその意見も一理あります。1ヶ月やそこらの期間飲んだところで大した変化は感じないと思います。
しかし、その小さな積み重ねがのちに大きな差になると筆者は考えています。
良いものとわかっているのであればそれは自己投資として身銭を切る価値があると思います。
この動画内でも田代誠さんが同じようなことをおっしゃられています。
こういった考えで筆者はアミノコンプレックスを常用しています。
おすすめの飲み方
トレーニング中、もしくはトレーニング後に20~30gを摂取することをおすすめします。
摂取タイミングとしては、アミノ酸の吸収効率・速度が求められるトレーニング中もしくはトレーニング後が理想的です。
摂取量についてですが、アミノコンプレックスは吸収が良すぎるので、慣れないうちから一気に大量摂取するとお腹を下してしまう可能性があります。
最初は20~30gぐらいから始め、摂取量を増やしたい場合は徐々に増やしていくようにしましょう。
筆者はトレーニング中にアミノコンプレックスを20gをEAA、マルトデキストリンと混ぜて摂取しています。
まとめ
アミノコンプレックスの利点
主成分がジペプチドとトリペプチド
- ジペプチドとトリペプチドはアミノ酸単体より吸収効率が高い
- ジペプチドとトリペプチドを主成分とした製品はアミノコンプレックスだけ
アミノコンプレックスの欠点
味が不味い
- 他のサプリメントと混ぜてのむことで対応可能
高価である
- 価格に見合うだけの品質の高さはある
こんな方におすすめ
- 日頃の筋トレの努力を1mmも無駄にしたくない
- ワンランク上のサプリメントを摂取したい
- 大会で勝つためにライバルとの差をつけたい
こんな方におすすめです。高価なサプリメントですが、品質には確かなものがあります。
気になった方は是非試してみることをおすすめします。